読書素人の読書記録

読書感想文

『もう内向型は組織で働かなくてもいい』

 

「もう内向型は組織で働かなくてもいい」

このことばは、

内向型で人とのコミュニケーションが苦手な方にとって、

魔法のような、そして救いの言葉に聞こえるかもしれない

 

私自身とても内向型の人間で、

極力、ともだちとか恋人、家族など大事な人たち以外の人間と

コミュニケーションは取りたくない人間である

 

ぼくは、いわゆるコミュ障といわれる部類にかなり入ると思う

ただ、そんなぼくでもこの社会でぼくらしく生きていける世界が

あるのかもしれないと思うことのできた本を紹介しようと思う

もう内向型は組織で働かなくてもいい 「考えすぎるあなた」を直さず活かす5ステップ

「雑談や会議が苦手」
「質問の答えをすぐにまとめられない」
「人の声が気になって仕事に集中できない」
そんなあなたは、内向型かもしれません。

「自分を変えたい」と思っていませんか?
内向型は、直すべき欠点ではありません。
あなたの内向性を「直さず活かす」働き方を一緒に見つけましょう。

本書は、2人に1人といわれる内向型のために、
組織以外で自分らしく働く方法を示した指南書です。

内向型の度合いとタイプを知るための診断テストや、
自分の強みを探る6つのワークを通じて、あなたらしい働き方を探っていきましょう

内向型コンサルタント・心理カウンセラーの著者も、
かつては働き方に悩んでいた内向型のひとり。
内向型の気持ちに寄り添った、具体的で実現可能なステップを示してくれています。

◎今の仕事を続けるべき? 7つの判断基準
◎転職か、副業か、フリーランスか?
◎「組織で働かない」を着実に叶える方法
◎内向型を活かす仕事を見つける5つのステップ
◎オリジナル商品を広めるための、内向型ならではの戦略
◎内向型の先輩インタビュー(4名)

本書が、内向型のあなたが自分のいいところに目を向けて
一歩を踏み出すきっかけになりますように。

もくじ

 

①社会は外向型向けにつくられている

 

みなさんは、この世界を何年と生きてきて、

このように感じたことはないだろか。

 

『世の中は外向型の世界』

 

学校教育では

「友だちを沢山作ってみんなで遊ぼう」

「積極的に手を上げて発言しよう」

なんて言われた経験はないだろうか。

 

 

ましてや、

「ともだち100人できるかな」なんて歌もあるわけで

別にともだち100人できなくたってよくない?

仲良しな人1人や2人いたらよくない?

 

それに、手を上げて発言なんて内向型には厳しすぎない?

別には手を上げて発言しないから、積極性がないなんて言わないでくれない?

みんなが自分の発する言葉に一気に耳を傾けるあの時間のしんどさわかる?

発言点なんてくそくらえとか

 

ボクは思ってないけど(思ってました)

あまりに世の中は外向型向けに作られすぎていると感じます

 

学校や会社において

コミュ力という能力があまりにも加点が高すぎて、

内向型にとってはそれだけで不利な立場に立たされている気がします

 

ただ、それは内向型の人間にとって、場違いなだけで

内向型の人間がそのままの性格でありのままに輝ける世界も

あるのかもしれないと一歩踏み出して探してみるのは

いま、会社で人間関係や集団での仕事に苦労や困難を感じている

内向型の人間にとって大事なことかもしれませんね

 

②外向型と内向型の違い4つ

 

とはいっても、外向型と内向型のあいだに

優劣が存在しているのか

 

と言われると、決してそんなことはない

そこに存在しているのは、優劣ではなくて

単なる違い

 

コミュ力に関して言えば、全員に当てはまる話ではないが

積極的にコミュニケーションが取れる外向型人間もいれば、

そうでもない内向型人間もいるよね

っていうだけの話である

 

それでは、

内向型と外向型の違いについて4つ挙げていこう

 

①刺激の容量 

内向型⇒刺激に対する容量が小さく、少しの刺激にも敏感に反応する

外向型⇒刺激に対する容量が大きく、少しの刺激では反応しない

②元気になる方法 

内向型⇒くつろいてゆっくり休む

外向型⇒アクティブに動く

③好きなこと 

内向型⇒じっくり考えるたりぼーっとする

外向型⇒意欲的に行動する

④情報処理スピード 

内向型⇒遅い傾向

外向型⇒速い傾向

 

以上4つを見てみたが

特に内向型がコンプレックスに感じるのは④情報処理スピードである

 

情報処理スピードが遅い傾向にある人間にとって

チームでの仕事のスピード感がとても苦手な傾向にあり、

 

 

自分は頭が悪い、

脳機能に障害があるのかな

といった不安を抱え、インターネットで無料診断などに手をかけたことが

ある人もいるのかもしれない

 

私自身、そうであるため

一人での作業や仕事に対するストレスとチームでの仕事のストレス度合いでは

明らかに後者がストレスレベルが高いと感じる

③外向型も素敵だけど内向型もいいよね

でも、内向型だからといって、

チームでの仕事が向いていないとか

営業が向いていないとかそういうことはない

人それぞれではある

大勢の前は苦手だけど、マンツーマンは得意とか

人それぞれに特徴があり、特性がある

 

外向型も素敵だけど、内向型も悪くない

 

そう思えることが出来たら、

今までの生き方とは180度違った世界が見えてくるかもしれない

 

内向型の人間がよく陥る思考回路が

「どうせ私なんて、~」

「私のせいだ」

「全然だめだ」というのはすべて認知のゆがみ

 

 

サンボマスターも今年のフェスで言っていた

「忘れてんじゃねえよ」

「お前がダメだったことなんて一回もない」

「お前がクズだったことなんて一回もない」

「生まれてきてくれてありがとうございます」

 

いやかっこよすぎんか

って思ったんですけど、まさにその通りで

ダメなことなんて一回もない

 

自分でそう思っちゃっているだけなんだって

 

でも、そう考えちゃうのは

内向型の性かもしれない

 

そんな内向型のあなたに、考えすぎて疲れたときの対処は、

「書く」「話す」・「動く」

ボク自身、実はこのブログの下書きに

今までの不安や悩みがびっちり詰まっています

 

公開することはないけれど、

書くだけでかなり自分の不安や悩みが軽くなるし見えてきます

 

また、ネガティブな思い込みから逃げ出す方法ひとつ

「友達を登場させる」

もし何か悩みを抱えているのならば、

仮に友達が同じ悩みを抱えていて自分に相談してきたら、

「自分はなんていうかなあ」なんて考えてみたらいいかもしれない

 

こんなふうに、この本には

内向型の人間にとって今まで不安に感じていた原因や対処が記されている

 

外向型も素敵だけど内向型もいいよね

みなさんも自分の性格を受け入れて生きていこう

 

 

 

本当の生きづらさはトラウマにあった?!『発達性トラウマ「生きづらさ」の正体』

 

みなさんは、発達性トラウマという言葉を

聞いたことあるだろうか。

 

そして、今の環境や社会、人間関係に

生きづらさを感じてはいないだろうか。

 

その生きづらさが故に、

自分も発達障害かも、うつ病なのかな、

自分はHSPだなとかインターネットで調べては無料診断などをして、

「ちょっと違うけど、なんとなくあっている」といって

自分の中で納得いかせていたかもしれません。

 

しかし、実際にはそれらではなく

生きづらさの要因が「発達性トラウマ」にあるのかもしれない。

 

ボク自身、今回紹介する本を手に取り、

「発達性トラウマ」とは初めて耳にした言葉でした

 

発達性トラウマとは、

複雑性PTSD心的外傷後ストレス障害)の原因となる

子ども時代に負ったトラウマ』のことである。

 

子ども時代に、学校や家庭などで負った慢性的なストレスが、

複雑性PTSDの原因となることが多い。

いわゆる、この発達性トラウマが

生きづらさの要因になっている可能性があるということだ。

 

では、具体的に発達性トラウマについて

本からの内容を抜粋してみていこう。

 

発達性トラウマ 「生きづらさ」の正体 (ディスカヴァー携書)

発達障害と似た症状は、“ストレス”が原因だった!
メディアで話題の専門家が教える、今からできる克服の方法

「発達性トラウマ(Developmental Trauma)」とは、複雑性PTSDの原因となる、子ども時代に負ったトラウマのことです。
家庭や学校などで負った慢性的な(反復性)ストレスがトラウマを生み、複雑性PTSDの原因となることがとても多いのです。
そのため、発達性トラウマは、私たちが抱える生きづらさの原因を明らかにするものとして近年注目されています。

「発達性トラウマ」あるいは「トラウマ」という概念から生きづらさを眺めてみると、
多くのことが了解でき、適切なケアにつながっていくことがわかります。

これまではトラウマというと、戦争や災害、レイプといった、ある限定された状況による症状(PTSD)というイメージでしたが、そうしたものとトラウマの全貌は異なります。

本書では、近年の知見や現場での経験、体験をもとに、読者が感じているかもしれない生きづらさを、
トラウマ(発達性トラウマ)という視点から照らしてみたいと思います。

トラウマの原因として、従来は劇的な出来事に焦点が当たり、
より身近な日常的にあるトラウマに苦しむ人たちには適切な知識やケアが届いていませんでした。
身近なトラウマも、それぞれに抱える生きづらさは深刻です。
そうした問題意識から、本書ではよくある身近なお困りごと、生きづらさを中心に取り上げています。
身近なトラウマがわかると、劇的な出来事も含むトラウマ全体についても見通しが付きやすくなります。

本書は、「発達性トラウマ」というタイトルですが、もちろん成人してから受けるストレスも含めた
トラウマ全体のものとしてもお読みいただけます。


トラウマとはストレス障害と捉えられます。決して特別な事象ではありません。
誰しも人生の中でストレスが重なってバランスを崩すことは生じます。

また、もう一つの特徴であるハラスメントについてもその仕組みが広く知られる必要があります。
そこには人間が持つ他人を巻き込んで実存を維持しようとする営みやコミュニケーションの構造が隠れています。
自己の不全感をかりそめに満たすために他者を支配しようとする働きを人は誰しも持っています。
ハラスメントの仕組みがわかると、互いの違いや多様性を尊重して関わり合うための大切な視点を得ることができます。

さらに、生きづらさの多くが本来は社会からもたらされるものです。
そんな生きづらさが過度に個人化されがちな現代にあって、それを被る側の内的なメカニズムが明らかになることで、生きづらさを切り分けてもう一度社会に押し返す力にもなり得ます。

 

もくじ

①トラウマの本質は「自己の喪失」

トラウマと言っているが、トラウマとはいったいなにか。

説明しろと言われましても、意味わからんからできまっせーん状態ですよね

 

 

トラウマの核心は

「自己の喪失」にあります。

つまり、主体が奪われること、失われれることであり、

トラウマを追うと、フラッシュバックや過覚醒のみならず

自分が自分のものであるという根本的な感覚が失われると言います。

②トラウマによる23の症状

ここでは、トラウマによる症状をざっと23つ紹介しよう

  1. 過緊張
  2. 過剰反応
  3. 安心・安全感・基本的信頼感の欠如
  4. 見捨てられる不安
  5. 対人恐怖、社会恐怖
  6. 他人と自然に付き合えない、一体感が得られない
  7. 脳や身体の興奮、過覚醒
  8. 能力、パフォーマンスの低下
  9. フラッシュバック(恥の感覚、自責感など)
  10. ねじれた複雑な世界観
  11. 自他の区別が曖昧になる
  12. 理想主義的になる
  13. 暗黙のルールがわからない、他者の言葉に振り回される
  14. 自信のなさ、スティグマ
  15. 自己開示できない、自分の人生が始まらない
  16. 過剰な客観性、自分の価値観で判断できない
  17. 時間の主権を奪われる~ニセ成熟、更新されない時間、焦燥感
  18. 記憶がなくなる、思い出せなくなる
  19. 自分の感情がわからない、うまく表現できない
  20. 離人感、現実感のなさ
  21. 感覚過敏、感覚鈍麻
  22. 葛藤やフラッシュバックによるパニック症状
  23. "無限”の世界観

以上がざっとみたトラウマによる症状だ

ボク自身、うつ病かな、発達障害かな、HSPかな

と感じることも時折あるのだが、

実はトラウマによる症状だったのかもしれない

と感じ始めている。

 

これらの症状の詳細を読みたい方は、

ぜひ一度この本を手にしてみてほしい

 

③トラウマはストレス障害、どう処理する?

以上からわかるように、

トラウマとはいわゆる、ストレス障害なのだ

では、どのように対処するのが効果的なのか。

  1. 環境を調整する
  2. 身体(自律神経など)を回復する
  3. 自己(主体、セルフ)を再建する
  4. 記憶・経験を処理する
  5. 他者(社会)とのつながりを回復する

 

ボク自身、気を病んでいた時期があるのだが

思い返せばこの順序で対処していったなと腑に落ちるとこがあった

 

個人的にすぐに取り組みやすい対処法は

ヨガやランニングである

 

呼吸をしっかりすることと

身体を動かすことで、思ったより回復効果が得られることを

すぐに実感することができるだろう

 

 

知らなきゃよかった!『本当に怖い都市伝説』5選

 

みなさんは、都市伝説を信じるだろうか。

都市伝説と言っても色々ありますね

 

秘密結社系や未確認生物系、アニメ系など

あとは「どこにそんな根拠あんねん!」と突っ込みたくなるような話

 

今日は、ある一冊の本から

ちょうどいい体調で楽しめる

5つの都市伝説を抜粋して紹介しようと思います

 

知らなきゃよかった! 本当に怖い都市伝説 (鉄人文庫)

都市伝説とは、実際にはなかった出来事がさも「本当に起きたかのように語られる話」だ。
「友達の友達から聞いた」というお決まりの前置きが付く
この手の“実話“は昔は口伝えで、現在はネットを通じて拡散し、
その過程で様々に形を変える。

本書は、
これを広く定義し、旧くから伝わる迷信・呪い・怪談、暗殺説・別人説、
アニメや映画にまつわる不気味な噂を含む126本の都市伝説を取り上げた一冊だ。


大半は噂の域を出ない。
根拠も説得力も弱い。
が、一方でその噂が確実にウソである保証もないことは知っておいてほしい。

・バーコードは「反キリスト」の証

・「ポケモンGO」はCIAによる人類監視システム

・絶対に歌ってはいけない童謡「サッちゃん」の4番

●新型コロナは人口の生物兵器説は本当にウソなのか?
 巷に流れる黒い噂126本


■目次


●第1章 身近な迷信
・IQが高い人は、勉強のできる頭の良い人
・血圧を下げるには「減塩」が一番
・「平均寿命」は死亡年令を死亡者数で割ったもの
ほか


●第2章 本当は怖い童謡・民謡
・江戸子守唄
・かごめかごめ
・ドナドナ
ほか

●第3章 怪談伝承
・電気をつけなくてよかったな
・消えたヒッチハイカ
・ボーイフレンドの死
ほか

●第4章 呪いとジンクス
六本木ヒルズの呪い
ジブリの呪い
・11月9日はドイツにとって「運命の日」
ほか

●第5章 名作アニメ・映画の不気味な噂
・アニメ「ちびまる子ちゃん」さくら家の知られざる悲惨な現実
・「ワンピース」はフリーメイソンとつながりがある
・「トイ・ストーリー3」の裏テーマはホロコースト
ほか

●第6章 戦慄の陰謀論
・2050年までに財閥支配の「世界統一政府」が誕生する
・花粉症がなくならないのは製薬会社の利権を守るため
・ロシア高層アパート連続爆破はロシア連邦保安庁の自作自演
ほか

●第7章 怖いエトセトラ
アメリカで目撃される「黒い目の子供たち」の正体
東京ディズニーランドで臓器売買目的の子供誘拐話が流れた理由
・タバコのラッキーストライクは広島への原爆投下を記念して生まれた
ほか

■著者 鉄人社編集部

 

もくじ

①血液型によって性格が変わる

A型は几帳面

B型は気まぐれ

O型はおおざっぱ

AB型は個性的

 

だなんて分類を聞いたことないだろうか。

というより、友人や初対面の方々を話したことはないだろうか。

 

実は、この血液型と性格の関係性には

科学的根拠は存在していない。

 

ボク自身、血液型には全く興味がなく

人生において「血液型はなに?」という質問をしたことがない

何型がどんな性格だなんて先入観に左右されたくないという理由で、

まったく意識していなかったのだが、どうやら正しかったみたいだ

 

 

ここ数年では、

「ブラッド・ハラスメント」と呼ばれ、

血液型で人の性格を判断することは、社会的にNGとなってきている

②寝言に返事をしてはいけない

むかしからの言い伝えで

「寝言に返事をすると、相手が死ぬ」との言い伝えがある。

 

昔の日本人は眠っている人を仮死状態とみなし、

魂が体から抜け出し「あの世」に行っていると信じていたらしい。

 

つまり、あの世に行っている状態の人に

返事をしようものならば、魂と肉体が分離して

現実世界に戻れなくなる、つまり死んでしまうと信じいたらしい。

③焦げを食べるとがんになる

これはよく聞く話かもしれない。

それもそうで、実際に

動物性たんぱく質の焼け焦げからはアミノ酸の変化によって、

発がん性が認識されているらしい。

 

じゃあ、焼き魚や焼き肉の焦げはやっぱり食べない方がいい?

というと、そんなことではない。

 

重要なのは、その「量」だという。

焦げの中に含まれる発がん性物質は非常に少ない。

つまり、自分の体重の約4倍以上の焦げ

焼き魚計算にすると、一年間にわたって100トン以上の焼き魚を食べると

がんになるかもしれない。

 

というくらいなのだ。

④「ちゃんぽん」で悪酔いする

色んな種類のお酒を飲んだら悪酔いをするとよく聞く。

いわゆる「ちゃんぽん」をすることだが、

ここには一切の医学的・生理学的根拠は全くないのだ。

 

シンプルに、飲みすぎなんだよって。

まず、いわゆる「ちゃんぽん」ができるのはお酒好きの方々。

その方々が同じ酒ばっか飲んでも飽きるから、色んな酒を飲む。

結果、アルコール摂取量が増えて、悪酔いをするだけなのだ。

 

つまり、色んなお酒の飲んでも

それが少量であれば別に悪酔いはしないということなのだ。

⑤花粉症が無くならないのは製薬会社の利権を守るため

毎年、花粉症の時期になるとボクは思う

「花粉症治せないのかな」って

 

毎年毎年、こんなに苦しんでいる人がうんといるのに

治療薬が開発されないなんておかしいと

 

 

だが実は、そこに製薬会社の利権が関係していたのだ

2018年のある統計では、花粉症関連薬市場は389億円。

製薬会社にとって花粉症薬は売り上げの一部かもしれないが、

花粉症の季節にドラッグストアに並べられる大量の薬品を思い返すと、

 

これがもし完全に0になってしまったら、

製薬会社にとってかなりの痛手となり、

それは国にとっても然りであるのだ。

 

 

以上、5つの都市伝説の真偽を紹介してきたが、

 

信じるか信じないかは、あなた次第です

 

なんつって!

 

#49 変革を求む!!『先生も大変なんです』から学ぶ実態3選

 

 

教師の多忙化が世間で騒がれ始めてから、数年が経った今、

着実と働き方改革が進んではいるが、まだまだ変革の余地がある学校現場

「多忙化」と言われるけど、それは大人目線の話をしているだけであって、

学校の主役である子ども達からしたら、

教師の多忙化なんて、まったくもって知らんこっちゃという話だと思う

 

「忙しいから、十分な教育を与えることができない」

 

そんなことを言われたら、

子ども達のみならず、保護者そして社会が許さないはずである

 

だが、現状

忙しさが露呈しきってしまっている今、

わざわざそんな過酷な労働環境へ志望する者も年々減少していき、

教員人口は右肩下がりを続けている

 

故に、こどもたちへの十分な教育を与えられていないのだ

 

そんな現状があるなかでも、

教育に携わっていないものからしたら、

「何がそんな忙しいの?」状態だと思う

 

そこで、この1冊を紹介したい

 

 

「先生も大変なんです」

 

 

 

 

 

 

先生も大変なんです いまどきの学校と教師のホンネ

近年,広く問題になっている学校の多忙化.日々教師の長時間労働などの状況が報じられていますが,教師本人は「どう忙しいのか」「実際どう感じているのか」などの本音は言いにくいもの. そこで本書では実名・現役の公立学校教師が,今の学校の実情や,多くの先生たちの悩み・思いを,隠すことなく赤裸々に語ります.

 

 

もくじ

①教師の5人に3人が過労死ライン

 

驚きではないだろうか?

5人に3人です。

 

学年5クラスあったら、

3つのクラスの担任はいつ倒れてもおかしくない状況で

出勤しているのです

 

学生時代を思い返して、

自分の担任はどうだったのかな~?とか思い返してみてください

 

意外と疲れている様子を思い浮かべるのは難しいかもしれません

それも、教師としてプロ意識なのかわかりませんが、

倒れてしまっては本末転倒です

 

2018年に行われたある調査では、

OECD加盟国のうち、中学校教師の週単位の労働時間が最長なのは

我らが日本で週56時間

 

一週間で40時間と設定されている意味は、

どこにいってしまったのかと不安になります。

 

そんなに働いて

「さすがに残業代はつくでしょ?」と思った方もいるかもしれません

 

この振りからしてお気づきかもしれませんが、

残業代は出ません。

 

出ませんというより、

もともとのお給料に給料の月額の4%が上乗せされているんです。

なので、いくら残業しようが、

そのたった4%の上乗せ分だけであって、

 

いわば、定額働かせ放題

 

携帯会社との契約なら、断然良いサービスなのですが、

これが教師の実態なんです

 

では、なんでそんなに働くことができるのか。

 

②ブラックとやりがいのはざま

それは、教師という仕事が

ブラックとやりがいのはざまに存在しているからである

 

というのも、教師という仕事の定時は

学校にもよるが概ね、

08時から16時30分となっている。

 

ここでみなさんの学校生活を思い返してみてほしい

 

・朝、学校は何時から入れただろうか?

・部活動は何時から始まって、何時までやっていただろうか?

 

そうなんです。

教師の勤務時間前に学校が開いていて、

教師の勤務時間後に部活動がある。

これが実態なんです。

 

みなさんの労働環境に置き換えてみてほしい。

例えば、飲食店で働かれている方。

営業時間前からお客さんがお店に入れる状態があり、

営業時間後にもお客さん対応をしなければならない。

 

シンプルに考えると、おかしな状況だが、

学校現場において、そして先生にとって、

授業時間以外での生徒との関わりはとても大事な時間。

 

生徒が朝早く来るなら、それに合わせて出勤するし、

定時後に部活があろうと、生徒の部活の様子を知ることは

とても大事な情報になる。

例えば、授業では見せない一面を部活動では見せる生徒もいるのだ。

 

そこのやりがいの部分がブラックに打ち勝つのかもしれない。

 

③時間外労働の概念は?

以上を読んでいただけると、

教師にとって時間外労働とはなんぞやと感じて頂けるかと思う。

他にも、校務分掌と言われる仕事があり、学年や全体での会議もあり、

保護者対応や生徒対応、

そしてなにより、授業準備などやることがいっぱいあるのだ。

 

そんな先生も、世の中の変化に合わせて

教育も変化させていかなければならない。

 

その為には、日々勉強をして授業をアップデートさせる必要がある。

 

これらの作業を、8時から16時半で終わらせることはできるだろうか?

できるはずがないのだ。

特に歴が浅い教員にとっては、あまりにも酷だと言わざるを得ない。

 

そんな現状は、Twitterの「教師のバトン」であらわになったことは

記憶に新しく、以前私も記事にしたので、

手持無沙汰なときにぜひ読んでいただきたい。

 

www.washijawai.com

 

 

 

 

 

 

 

この社会の中で、もちろん先生だけが大変だなんて

そんな話ではないけれど、実態を知っておくことは

日本の未来やお子さんの将来を考えるうえで、

文部科学省はどんな教育の未来を描いているのか。

政治家は教育現場についてどう考えて、政策を実行するのか。

そんなことを考えるひとつの情報として必要なのではないかと思う。

 

2つのコンバース

 

今日、電車に乗ってお出かけをした時のこと

 

お向かいに座ったお母さんとその娘

 

基本下を向いているぼくは、

自然と向かいの2人の足元に目がいった

 

娘さんが履いていたのは、

ピカピカのコンバース

 

お母さんが履いていたのは、

ボロボロのコンバース

 

足元から わかるのは

ファッションセンスだけではないと

気付かされる日だった

 

子育てはしたことがないぼくだけど

ましてや結婚もしてないし、

なんなら、

いわゆる、いい感じの人もいないぼくだけど

 

親子を感じた1日であったとともに

 

もっと実家に帰って

恩返しをしたいと感じた1日だった

 

 

 

 

#48 たったこれだけで人生が好転する『書く習慣』

たったこれだけで

人生が好転する『書く習慣』

 

 

ボクの趣味は『書く』ことです

皆さんは、『書く』というと何を思い浮かべますか?

 

・日記

・作文

・記事

・勉強

SNS

・ブログ などなど沢山あると思います

 

ボクはこのすべてが好きです

現実世界では、いわゆる

『コミュ障』といわれる部類に分類されるボクだけど、

この『書く』ということになると、ろって驚くほど(あって驚け)

饒舌になってしまいます

 

何が言いたいか?

ボクにとって『書く』とは

自分の気持ちに気づくための手段であったり、

自分が自分の相談相手になり成長する手段なのです

 

ボクは毎日、日記をつけています

(詳しくは、↓の記事をご覧にどうぞ)

 

www.washijawai.com

 

そして、今皆さんが読んでくれている

このブログも生意気に綴っています

 

 

日記をつけたり、ブログを綴ることで、

ボクは毎日を濃く、そして学んだことを皆さんに発信することで

アウトプットをしています

 

このブログでは、主に完読した本の紹介を行っていますが

たまーーーに個人的な記事も書きたくなったりしています

 

これからはちょっとずつプライベートな記事もさらけ出そうかなと

皆さんが待望としてくれているのかはわかりませんが、

文章の中の自分は非常に自信家なので、お構いなく上げていきます

 

今回は余談が過ぎてますね

 

本題に入りましょう。

今回、紹介する本はコチラ

 

 

 

書く習慣

 

 

 

SNS、ブログ、note、世間に発信できるサービスが増え、多くの人が文章で自己表現しています。
他人の発信を目にする機会も増え、「自分もなにか発信してみたいな」と思う人も増えています。
「書く」を仕事にする人も増え、文章の指南書も数多く出版されています。
でも「書く」ことは、好きじゃないとしんどい。
むしろ「好き」になるからこそ、習慣になり、自然と上達していきます。
この本では、あなたの「書きたい気持ち」を高め、
「書く」ことを習慣にするためのコツを紹介します。

 

もくじ

①『書く』を習慣にしてしまえば、最強

 

書くことを習慣にするって言っても、なんで最強になるの?

そう感じる人もいるかもしれません

 

そこで一つ質問です

みなさんは、普段聞いたことや見たこと、感じたことをどれほど覚えていますか?

昨日、感じたことを何か一つ思い出してください。

 

そういわれると、『えっ』て戸惑いを感じると思います

そうなんです、僕たちの脳は案外忘れっぽいんです。

 

受験勉強や学習において『継続が力なり』な理由はそこにあります。

一度だけ読んだり見たりしただけでは全く頭に入らないんです。

 

そこで、『書く』の出番がやってきます。

文字として紙におこすことで、脳はぐんと記憶力を向上させます。

 

ボクは高校三年生、受験生時代

とにかく『書く』を徹底していました。

 

受験生当時、単語は『見て覚える派』と『書いて覚える派』論争がありました

ぶっちゃけた話、ボクは「見て覚えるとか天才かよ」と感じていました

 

ボクはなんでも書くことをお勧めします。

それは勉強に限った話ではなく、日ごろの悩みや苦悩も同じ

 

頭の中で悩みや苦悩を考えていても、全然前に進めないときあると思います。

そんな時には、一度、紙に全て書いてみてください。

これこそ、悩みの『見える化』です。

多分、書くの威力にぶっ飛ばされると思います。

 

初めは、習慣にするってすごくエネルギーを使います。

なんでもそうだと思います

 

ボクたちは成長する過程で、

はじめはご飯を食べるのにもエネルギーを多く消費しただろうし、

歯磨きだってお風呂だって、学校や仕事に行くのだって

かなりエネルギーを使っていたと思います。

 

でも、気づかない間にはそれらは習慣化され、

気付いたらごはんも普通に食べれるし、気づいたら歯磨きしてるし、

エネルギーを消費している感覚なんて全くないと思います。

 

書くことも一緒。

だんだんと習慣化していけば、まったく億劫になることなんてなくなるんです

そして、習慣化された時にはいっぱい褒めて自己肯定感を爆上げさせてやってください

 

②『書く』で日常の解像度が抜群に上がる

 

先ほど、ボクは日記を毎日つけているという話をしました

日記をつけることが習慣化してくると、

『昨日も同じこと書いてるな』とか『今日は何もない日だったな』

と感じる日が必ず訪れます。

 

 

そう感じたボクは、『日常をコンテンツ化』していきました

カンタンに言えば、日常の中にアンテナを沢山張り始めたのです

 

今日でいうと、面白い人がたくさんいました

 

電車に乗ってパスポートを更新しに行ったら

電車に黒のすごいスケスケパンツをはいた人が乗ってきたのです。

「この人は嵐に憧れているのかな」とか

「zozoで買ってみたら、思ったより透けてたのかな」というふうに

その人の行動背景を考えることで、

日常の一瞬の出来事が解像化され、今日にしかない出来事を記録できます。

 

そして、ボクはこの本を読み、

『自分の日常は他人の非日常かも』という文章から、

自分の日常の出来事も日記だけではなく、ブログでも発信していこうと思ったのです

 

③書くことで思ったより創造性が上がる

 

脳の容量は限られている

ボクは自分の脳のキャパが小さいと自負しています

そして、発想力や企画力も同時に乏しいです

 

 

読者さんの中にも、

・仕事で企画が思いつかない

・発想力の求められる仕事がしんどい

 

などの悩みを抱える方もいるのではないだろうか。

そんな方々にも、ぜひあきらめないでほしいと思います

 

頭の中で考えて駄目なら、頭の中を紙におこしてみる

すると、脳の中が思ったよりクリアになると思います

 

そのクリアな状態を作るためにも、

書いて書いて書いて、雑念を捨てちゃうべきです

 

以前、『一人合宿』というノート術に関する本を紹介しました。

詳しくはこちらをご覧になって、ぜひ『書く』について触れてみてください

 

www.washijawai.com

 

 

 

 

 

 

 

#47 『教員の働き方改革はいつ真核を得るのか!#教師のバトンがもたらした効果とは』

『教員の働き方改革はいつ真核を得るのか!#教師のバトンがもたらした効果とは』

 

 

 

 

昨今、というより長らくの間

日本では教員の働き方について問題提起が行われている。

 

みなさんは、こんな記事を見たことないだろうか。

www3.nhk.or.jp

 

この記事では、教員の一日当たりの平均労働時間について

このように記している。

 

中学校教員の労働時間、平日 11時間01分

小学校教員の労働時間、平日 10時間45分

 

みなさんは、この労働時間を目の当たりにし、

どのように感じられるだろうか。

 

・先生って大変なんだね

・体を壊してしまうよ

・家族との時間はどうしているの?

 

はたまた、

・先生は子どもの未来のためにこんくらい働くべきだ

・効率が悪いんでしょ

 

色んな感じ方があるかもしれません。

 

ただし、

労働基準法より一日の労働時間が8時間と決められた中での

教員のこの労働時間が問題であることには変わりはない。

 

また、ブラック部活動という言葉が流行りだしたころから、

教員の人気は右肩下がりを続けており、

年々、教員志望率は過去最低率を更新している。

 

そこで、このような

『過酷な労働時間を強いられている教員という仕事にも、

魅力はあるんだ!』

文部科学省が立ち上げたプロジェクトが

『#教師のバトン』

 

今回は、この『#教師のバトン』を題材にした書物を紹介しよう。

 

#教師のバトン とはなんだったのか: 教師の発信と学校の未来 (岩波ブックレット NO. 1056)

2021年3月、文科省が学校の業務改善や効率化の共有のために始めたSNSプロジェクト「#教師のバトン」。だが実際に集まるのは、過重労働に苦しむ匿名教員の声ばかり。本書は厳しい学校現場の問題に加え、これまで教師が公に声を上げられなかった理由を探り、教師が発信することで変わる学校の未来像を展望する。

 

もくじ

①教師文化、理想の教師像とは

日本の今までの教師文化は、

『お金や時間に関係なく子どものために尽くす』

を美徳として成り立ってきた。

これは、つまるところ何を意味するのかというと、

 

教師は数多ある業務含め、

教師という仕事を「やりがい」の一言によって、

こなしているということだ。

 

ぼく自身も、教師という仕事は

「やりがい」がある仕事だろうなと想像している。

 

しかし、

過労死ラインの労働時間ともいわれている

教師の仕事を「やりがい」の一言で表し、

気付いたときには身体を壊しているということがあっていいのだろうか。

 

これについては、国も問題視し、

チーム学校として、外部との連携や地域との関わり、

部活動を外部コーチに委託するなど新たな動きが始まりつつある。

 

明らかに教育現場も前進を続けているのである。

②#教師のバトンの思わぬ効果

皆さんは、#教師のバトンをご存知だろうか。

twitterを使っている方々はなんとなく覚えているのではないだろうか。

 

#教師のバトンとは、

教員志望率の低下などを鑑みて、

現場で働いている先生方に「教員という魅力」を

生の声としてtwitterに投稿してもらおう。

 

という企画だった。

 

ところがどっこい、

twitter上に投稿された内容は、

教育現場の不満ばかり。

 

・土日も部活だ。

・GWにも部活で休みがない。

・教員の彼氏が行きたくないと泣き嘆いている。

・朝7時から勤務し、夜9時に学校出て、持ち帰り業務。

 

など数多くのツイートがあげられた。

 

教員の魅力を広げるどころか、むしろ逆効果となってしまったのだ。

しかし、悪いことばかりではなかったように思う。

 

こんなにも不満や問題がSNS上で明らかになったことで、

教育現場の働き方改革に拍車がかかるだろうと思う。

③教師が魅力的なことはわかっている

教員志望率が低下している現状においても、

今、教員を目指す学生や目指そうか迷っている学生さんは数多くいると思う。

 

そのような学生たちは、

教師という仕事が魅力的なのは十分わかっているのだ。

 

だからこそ、目指しているし葛藤しているのだ。

そこで彼らにとってネックになっているのはなんなのか。

 

そこへのアプローチが、

教員の働き方改革において最も重要な点であろう。