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「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#36 『勤勉は美徳か? 幸福に働き、生きるヒント』

読書素人

『勤勉は美徳か? 

 幸福に働き、生きるヒント』

を読んでみた

 

作者 大内 伸哉 光文社

 

目次

『勤勉は美徳か? 幸福に働き、生きるヒント』の内容・あらすじ

私たちは人生の時間の多くを仕事にあてている。ということは、仕事の時間を幸福に過ごすことができなければ、幸福な人生を送ることはできないともいえる。しかし、厳しいノルマや納期に追われている、評価されない……といったことに悩んでいる人も多いのではないだろうか。労働法の専門家が、働くことの本質、人事と評価、日本特有の雇用・休暇文化などを見直しながら、「幸福に働き、幸福に生きる」ためのヒントと具体案を提示。

 

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ボク的みどころ

突然ですが、質問です。

 

「みなさんは幸福ですか?」

 

「いきなり、何聞くんだよ」と驚かれたかもしれません。

そして、考えるのです。

 

「私・ぼくって幸福なのかな?」と。

 

意外とよくわかりませんよね。

 

実は、世界幸福度ランキングというランキングがあって

 

日本はなんと

 

54位なんです。

 

日本はすごい平和で安心して暮らせるけど、

実は幸福度はそれほど高くないんです。

 

人生が幸福かどうかを考えるときに、

まず、人生のうち最も費やしている時間はなにかを考えます。

 

そうすると、ほとんどの方にとって必然的に

「仕事」になりますね。

 

つまり、仕事に「幸福」を感じられない限り、

私たちの人生が幸福になることは難しいのです。

 

そんなこと言われても、

仕事は辛いし、仕事は残業ばかりだし、

 

と仕事に対する悩みは絶えません。

 

では、どのように

「仕事」に幸福を見出すか。

 

それは、仕事に「創造性」をもたらすことだと。

 

この本では

「仕事の『内側』に入れ。」と述べています。

 

「内側」とは、ただ作業をこなすのではなく

自分なりの働き方や創造性を見出すことです。

 

例えば、ボクは昔焼肉屋さんのキッチンで働いていました。

オープン前は野菜の仕込みで大忙しです。

 

そこで、

どのようにしたら仕込みが早く終わるか。

どの順番で野菜を切っていくのが効率よいか。

ゴミ箱の位置やタッパーの準備、まな板の大きさなど

 

細かなことに気を配り、自分の創造性を働かせて仕事をしていました。

 

また、現在も職種は違いますが、

仕事に自分の創造性を活かす場面があります。

 

そうすることで、仕事にやりがいが生まれ、

仕事の奴隷とならずに済むのです。

 

また、この本では

時間の奴隷にも触れています。

 

日本では、度々

長時間労働や残業などの過労が問題視されます。

 

特に、顕著に騒がれているのが

教員の長時間労働かつサービス残業

 

お昼休憩もろくにとれずに、一日が過ぎていく。

家に帰っても、授業準備に追われる。

 

なんて話はざらに聞く。

 

教員を例にとったが、

こんなんで、今話題のワークライフバランスはとれるのだろうか?

 

副業やフリーランスなど働き方が多様化してきた現在、

 

ワークライフバランスのとり方は個人にゆだねられている。

 

一生、仕事の奴隷そして時間の奴隷になるのか。

会社に言われるがままに働いてもう疲れた。

 

そんな悩みや今の仕事に不安を抱えている方にも読んでいただきたい一冊だ。

 

ボク的感想

 

ボクは、この一冊を読むまで

「勤勉」は美徳だと思っていた。

 

まさしく、日本人の素晴らしいところだと。

 

しかし、視点を一つ変えるだけで

それは「悪徳」になりかねない。

 

「勤勉」とはつまり、「奴隷気質」があるということだ。

 

小学生から「勤勉」であることを素晴らしいものだと

教わってきた私たちにとっては、

 

あまりにも残酷な視点だと思うが、

「確かに。」と腑に落ちてしまった。