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「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#9 『東大思考』を読んだわい

読書素人『東大思考』を読んだわい

 

作者 西岡壱誠 東洋経済新報社

 

目次

あらすじ

「東大生は、「なんであたまがいいの?」

 

実は「生まれついての才能」なんて関係ない!

東大生は、「日常から、広く、深く考える思考習慣」がついているから、あらゆることが「最高の教材」に早変わりするだけなのです。

 

「東大生の頭の良さ」に憧れ、誰よりも深く研究することで、

偏差値35からの「奇跡の東大合格」を果たして人生を変えた筆者が、

どんな人でも「東大生の頭の良さ」を再現できる「5つの技術」を紹介します。

 

【著者からのメッセージ】

どんなに勉強しても偏差値35だった僕は、この「考える技術」にたどり着いたとき、「頭の良さ」ってこういうことかーと感動しました。

僕の東大合格を支えたこの「考える技術」に、「生まれついての才能」なんて関係ありません。

こんな僕にもできたんですから。あの感動を、ぜひ皆さんにも味わっていただけたら嬉しいです。

 

【誰もがうらやむ「5つの頭の良さ」が手に入る!】

「よく覚えてるな、そんなこと!」ー絶対に忘れない記憶力

「めっちゃプレゼンうまいよね!」ー難しいことも的確に伝える要約力

「あの人の解説、わかりやすい!」ー誰にでも必ず理解させる説明力

「なんでそんなこと思いつくの?」ー自然とあふれる「ひらめき」力

「あの人に任せておけば大丈夫!」ー頼りにされる問題解決力

 

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ワシ的みどころ

この本を一読すると、

完全に日常のあらゆるものの見方、捉え方が変わる。

 

つまり、日常の解像度が上がり、

今まで見えてこなかった景色が広がる。

 

冗談抜きだ。

 

この日常から学ぶ力を身に付け、些細なことを気にする習慣をつければ

自然と「東大思考」へと近づくのだ。

 

以前、あの秋元康さんが著した「企画脳」を読んだ際、

単なる通勤・通学の路も、普段気にしないところを気にすれば、

それは「旅」になる。

的なことを言っていた(一言一句合っていないが)

 

街中の広告や電車アナウンス、人の声や服装

 

英語を学びたい人は英語の広告を見つけて

意味を考えるだけで、学びになる。

 

日常の「当たり前」に

「なぜ?」「どうして?」を付け加えてしっかり考え抜く。

 

これさえ、出来れば本質を見抜く力がつくわけだ。

 

他にも、思考力や説明力、発想力などを身に付ける

方法がみっちり紹介されているので

 

ぜひ、東大を受験するかに関わらず、

ご一読願いたい。

 

 

ワシ的感想

東大思考。

大学受験を経験したボクにとって

東大は夢のまた夢の大学だった。と目指す前からあきらめていたボクだけど

 

この本を一読し、

 

「考える力」さえ身に付ければいけるかも

 

そんな風に思う一冊だった。

 

何事も捉え方次第で変わってくる。

「物は言いよう。」って言葉はあまりにも本質を突きすぎていて

視点を沢山持てば持つほど、そのものに対する思考は深まっていく。

 

例えば、「りんご」

 

一見、ただの果物のように思うが

神話から見れば「禁断の果実」かもしれないし「知恵の実」かもしれない

 

では、「なぜ」りんごにはそんな意味があるのか。

 

その本質をついていくことが、まさに

 

「東大思考」であった。

 

今まで、学校で日本史や世界史を勉強してきて、

覚えるけどすぐ忘れてしまうのは、

全く本質を見抜けていなかったのだと今に猛省。