ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#25 『センスは知識からはじまる』

読書素人

『センスは知識からはじまる』

を読んでみた

作者 水野学 朝日新聞出版

 

目次

内容・あらすじ

くまモンアートディレクションなどで話題の、
日本を代表するデザイナー発「センスの教科書」。

センスは生まれついたものではなく、
あらゆる分野の知識を蓄積することで向上することを説く。
顧客の嗜好が多様化する時代、スキルよりもセンスを磨くことで、
仕事を成功させるノウハウを紹介する。

【目次】
Prologue センスは生まれついてのものではない
Part1 センスとは何かを定義する
Part2 「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代
Part3 「センス」とは 「知識」からはじまる
Part4 「センス」で、仕事を最適化する
Part5 「センス」を磨き、仕事力を向上させる
Epilogue 「センス」はすでに、あなたの中にある

“センス”とは、特別な人に備わった才能ではない。それは、さまざまな知識を蓄積することにより「物事を最適化する能力」であり、誰もが等しく持っている。今、最も求められているスキルである“センス”を磨くために必要な手法を、話題のクリエイティブディレクターが説く! 

www.amazon.co.jp

ボク的みどころ

センスとは

いかに「普通」や「王道」を知っているかどうかだ。

 

この本を読破していただくと、

「私ぼく、センスない」と簡単に口にはできなくなるだろう。

 

それくらい、センスというものは

後天的に身に付けられる能力であることがわかる。

 

ボクもこのブログのPV数が伸びないのは

センスがないのではなく、

 

他の読書ブロガーがどんなブログを書き、

どんな記事にコメントやスターが集まっているかを

 

知識として蓄積し、

そこで得た1の知識を∞へと広げていく課程がひつようなのだと感じた。

 

この本は、そう思わせてくれる。

ボク的感想

「自分にはセンスがない」

そんなに気持ちが、

ただの思い込みでただの言い訳だと気づいた。

 

「センス」という数値化できない厄介すぎるものを

よくするためには、まず「普通」を知ること

 

そして、センスとはその過程で得た

「知識の集積」

である。

 

ボクは完全に、センスとは先天的なものだと思い込んでいたけれど、

そんな考え方はおろかだった。

 

ただの知識不足。大した努力もしないでセンスがないと嘆いていた

ボクは完全にナンセンスだった

 

以前、秋元康さんの本(『企画脳』)を読んだとき

washijawai.hatenadiary.jp

作詞の秘訣について、

いつもと違う視野、視点を持ち、そこで得た情報を頭に蓄えている。

と書いてあった。

 

まさに、秋元康さんのセンスは

「知識の集積」だったのだと点と点が線になった瞬間だった

 

「知識=経験」

多くを知ることは多くを経験することだと思う。

 

やっぱり何事も経験なんだということか。