読書素人
『企画脳』
を読んでみた
目次
内容・あらすじ
『おニャン子クラブ』『とんねるず』『あずきちゃん』『川の流れのように』
『Oh!マイ・コンブ』『愛が生まれた日』『湯川専務』『着信アリ』『イ・ビョンホン』
『象の背中』『ジェロ』『AKB48』……。
秋元康が関わる仕事は、なぜ、こんなにヒットするのか?
20年以上、トップを走り続ける天才クリエイターの思考回路はどこが違うのか?
秋元康の頭の中を見てみよう! 文庫オリジナル。
ボク的みどころ
ボクは秋元康さんはかなりの思考家だと思っている。
どんな思考法で作詞や番組、ドラマなどの企画や構成をしているのか
この本を一冊読めば、
秋元康さんの頭の中をのぞけると思ったら、
かなり有意義な本になっているだろう。
では、ボクが特に見どころと感じた個所を2つほど紹介しよう。
まずは記憶についてだ。
みなさんは記憶しておきたいことをメモするってことはないだろうか?
企画を考える際には、記憶の数だけ企画の材料とすることができる。
その際、一見メモがあった方が企画を考えやすいようにも思える。
だがしかし、秋元康さんはメモをしないという。
メモをとらないことで本当に残したい記憶材料だけが頭に残るらしい。
また、この本自体は2009年の出版になるが
現代そしてこれからの社会を生きていく上で重要な思考があった。
今の時代、つぎからつぎへと新しい技術が開発され、
人々はその技術に置いていかれ、焦りを感じることもあるだろう。
しかし、どんなに焦っても仕方ないのだ。
その最先端の技術をいかなければならないのは、
その技術を仕事にしている者だけであり、
残りの人は環境が整ってから手を出せばよいということだ。
別にいいのだ。
それを専門にしてくれている人たちが
我々無知の人間にも使いやすいように開発してくれるから。
ボク的感想
ボクはこの本を一読し、
知識の収集方法
を改めて考えようと思う。
まず、知識の収集方法。
発想のきっかけは身の回りに溢れていることだ。
ただの通勤・通学であっても、
何も考えずにいたらそれはただの通勤・通学だが
普段見ないとこをきょろきょろしながら移動するだけで、
それは発見の小旅行になる。