ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#29 『パン屋ではおにぎりを売れ』

読書素人

『パン屋ではおにぎりを売れ』

を読んでみた

 

 

作者 柿内 尚文 かんき出版

 

目次

内容・あらすじ

企画した本1000万部突破! ベストセラー編集者、初の著書!
仕事にも、人間関係にも、恋愛にも、お金のことも、家族のことにも使える!
「想像以上の答えが見つかる思考法」

●考えるには「論理的に考える」と「非論理的に考える」がある
○人は1日に6万回思考する
●「考える」の基本は「広げる」と「深める」
○「考える技術」はブルーオーシャン
●新しいものを生み出す「かけあわせ法」「数珠つなぎ連想法」とは
○苦手なものが消えていく「360度分解法」
●「ずらす法」で売れないものが売れ始める
○オリジナル=マネ×マネ×マネ
●思考ノートで「思考貯金」!
○自分のアタマだけで考えず、人の頭をどんどん使え
●考える練習=「シコ練」をしているか
○思考において「性格悪い」 はほめ言葉


こんな問いの答えも紹介!
「クスッと笑える回答」から「アッと驚く回答」まで!

●モテない男子高校生が女友だちをたくさん作るには?
○ダイエットを長続きさせるためには?
●松岡修造さんが日本一熱い男になれた理由とは?
○100万部以上のベストセラーが生まれる条件とは?
●さびれてきている商店街を活性化するには?
○自社の離職率を下げるには?

【読者からの感想】
「考える技術」を身に付けられる技術本でもあるし、「考える技術」を持った自分になれる自己啓発本でもある。確かにな、と腑に落ちるような文章が沢山ありました。表紙の可愛さで手に取りましたが、中身の良さで他人に勧めたくなりました。(20代・女性)

題名のインパクトと実際読んでみたら読みやすかったので購入を決めました。考える技術のロジックの多さに感嘆しましたし、すぐにでも実践できるものだったので為になりました。(35歳女性・営業職)

www.amazon.co.jp

ボク的みどころ

ボクはこの一冊は特に

「発想力がない」「企画力が欲しい」という

悩みを抱えている方に読んでいただきたい。

 

詳しくは、この本を手に取っていただきたいため、

一つだけあなたの心が軽くなる一言を紹介すると

 

「学ぶは真似ぶ」

ということだ。

 

学ぶというこ言葉は真似ぶからきており(諸説あり)

 

ボク的解釈は

まずは真似てみる。そこから学びを得る。

それでいい。それがいい。

 

ということだ。

 

世の中にあるオリジナルと思われるものは

実は

 

オリジナル=マネ×マネ×マネ

だったりする。

 

独自の企画を生み出したいのであれば、

「いや、それとそれくっつける?!」みたいな

 

対極にあるものをかけあわせると良いかもしれない。

 

たとえば、「学生の勉強に対するモチベーションが上がらない。」

という悩みであれば、

 

「学生×ボーナス」なんてどうだろうか。

 

社会人になって、よく

「ボーナスがあるから」

「ボーナス楽しみ」

「ボーナスのために頑張るわ」

 

という言葉をよく聞く。

 

学生だって、何かしらのボーナスがあっていいのではないか。

 

まあ、お金じゃなくて何かしらの形でボーナスはあるんだろうけれど

 

こんな風に何かと何かの組み合わせで

イデアはいくらでも湧き出てくるのだ。

 

この一冊では、

他にも多くの思考法が記されているので

ぜひ、ご一読ください。

 

ボク的感想

ボクはこの一冊を読み、

「思う」と「考える」の違いを明確にできた。

 

みなさんも、一度ここで

「思う」と「考える」の違いがなにか想像してみてほしい

 

では、その違いは何かというと

 

「思う」は単に頭に浮かんでくること、感じること。

「考える」は目的のために意識的に思考すること。

 

つまり、すべての思考には

まず「ゴール」が必要であることを学んだ。

 

逆に、ゴールのない考えは、

それは「悩み」にあたる。

 

悩みの多くはゴールの無い思考であり、

悩んでいる時間は人生の時間を奪っている。

 

悩みは不安という不確定要素の強い感情に支配され、

頭の中がもやもやしている状態だ。

 

以前、『心配学』の記事にも記したが、

 

washijawai.hatenadiary.jp

心配ごとの9割は起こらない。

心配するべきものとしないことの区別をつけれるようにならなければならない。

 

そのためには、

「悩み」がゴールの無い思考であることを理解することも大事だと感じた。

 

ゴールを決めることで

「思う」をレベルアップさせた「考えるがスタートする。

 

何事も目的意識を持つことが

やはり重要である。