ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

【驚愕の事実】血液型診断は嘘だった?恋愛テクニックの罠と真実

みなさんは自分の人生を生きていく中で、
いろいろな悩みを抱えることがあるだろう
 
学校や職場での人間関係、
恋人とうまくいかない、
好きな人に振り向いてもらえない、
将来についてうまく考えられない、

 

 
 
 
人間は手っ取り早くラクに、これらの悩みを解決したい
そして調べるのだ
 
好きな人を落とす恋愛テクニック」と
 
そこには、
「赤い服を着ろ!」などと心理学的なアプローチが
書かれたりしているが、果たしてそれは本当に正しいのか
 
結論、
ワンフレーズで言い表された心理学的アプローチには
落とし穴があるということだ
 
このブログでは、世の中でも関心度の高い心理学について
この著書を参考に触れていこうと思う
 

赤い服は本当にモテるのか

まず、みなさんは

以下の2つの写真の女性どちらに魅力を感じるだろうか

 

 

 

結論から言うと、

平均値でいうと、赤の女性を選ばれることが多いという

 

確かに、赤色にはずば抜けて特殊な効果があるらしいことが
繰り返し証明されている
 
この「赤がモテ服」という心理的恋愛テクニックの大元になっているのは
 
ある女性の顔写真に赤の背景と青の背景を付けた場合に、
 
赤の背景で囲まれた女性は
緑や青の背景に囲まれた女性より、
 
魅力的で、セックスしてみたいと
男性に思わせることができる
 
という科学論文の説明となっている。
 
つまり、いまは出会いの主流ともなっている
余談になるが、この記事によると
 
社会人男女の出会いの場ランキング
 

 

1位 職場
2位 友人・知人からの紹介
 
という順位になっており、
「え~出会い系?」というフレーズも最近は聞かず、
マッチングアプリいいじゃん!」とよく聞くものだ
 
そこでだ、話を戻そう
自分のプロフィール写真を設定しなければならない
 
そこでまず悩むのが、
「どんな写真がいいのかな」
「どんな写真がマッチングしやすいのかな」
 
という悩み
 
そんな悩みをひとつ解決してくれるのが、
先ほどの科学論文かもしれない
 
マッチングアプリで赤い服や赤い背景の
写真を選択すれば、「いいね!」を押してくる男性は増えるかもしれない
 
ただし、こういった心理学には落とし穴がある
 
それは
人間の心の問題は
 
「誰でもいいからモテたい」
 
というよりも
 
「特定のあの人にモテたい」
 
というものである
 
つまり、
意中のあの人にモテることと
人類一般にモテることは根本的に異なるということだ
 
これが、平均値の科学である心理学を
個別の事例に当てはめてしまうジレンマなのだ
 

血液型診断はもはや宗教?!

みなさんは、血液型診断たるものを信じているだろうか
 
よく、
「わたしB型とはすごい合う!」
「○○さんって何型?A型?やっぱり!」
といった会話を聞く
 
話を深堀する前に
 
まず、血液型診断とはなにか
 
血液型診断とは、A、B、AB、Oの4パターンごとに
典型的な性格の特徴があるというものだ
 
A型は
「神経質な人が多い」
B型は
「個性的であり、悪くすると変人が多い」
O型は
「おおらかで細かいことは気にしない」
AB型は
「謎めいた性格をしている」
 
血液型によって、性格特徴を判断しているわけだが
はたしてそれらは正しいのだろうか
 
結論から言うと、
血液型診断を指示するような科学的なデータは
一切存在していない
まったくもって、根拠のない
エセ科学だということだ
 
そもそも日本人の血液型の割合は
A型40%
B型20%
O型30%
AB型10%
となっていて、

 

 
少数派のB型を変人といえば、
そこそこいるO型には、おおらかだと言えばなんとなく当たるし
最も多いA型には、日本人の特徴でもある「神経質だね」といえば
なんとなくあたるのだ
 
このように、血液型診断にはこれといった
科学的根拠が存在していないのにも関わらず、
 
「なんとなく正しい」と信じている人が多い
 
この状態は、筆者曰く
ある種の「宗教」と述べている
 
 
ただ、ボク的にはすでに日本には
血液型診断たるものが浸透しきってしまっていて
 
血液型診断は科学的根拠のない診断だ!
 
という声が上がっているのにもかかわらず、
その声はあまりにも広がらずな気がしてならない
 

まとめ

心理学というのは、

学問的にもとても馴染みやすいというか

興味を持ちやすい分野ではあるが、

 

その心理学を表面的に受け取るのではなく、

どのようなデータがあり、どのような根拠を持っているのか

 

そしてそれが、

科学の平均値であることを忘れてはならない