ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

【子育て悩み解決】子育てのイライラや悩みを解決する上手な褒め方・叱り方

 

こどもを褒めて伸ばしたい

でも、ついイライラして怒ってしまう

あとで、反省、、、

 

過去の記事で、子育てのイライラに対する

心理学からアプローチした本を紹介していますのでぜひ!

 

www.washijawai.com

 

 

そんな悩みを抱えている

 

子育て世代の方々は実に多いのではないだろうか

 

毎日、子育てを頑張っているのにうまくいかない、、

 

褒めたいんだけど、

「どうやって、褒めたらいいんだろう」

 

そう思いますよね

 

結論からいうと、

 

能力や見た目、結果について褒める

 

のでなく

 

努力や経過、子どもの行動について

具体的に褒める

 

事が大事なのです

 

 

今回は、

についてお話していきます

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モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳 〜 12歳 の子ども対象

 

褒めるときの3つのポイント

まず、

  1. 成果よりも、その過程(努力・姿勢・やり方)を褒める
  2. もっと具体的に褒める
  3. もっと質問する

が褒めるときの重要なポイントになります

 

ひとつ具体例をあげよう

 

子どもが習い事で何か賞を取ったとしよう

 

そのときに、

「賞がとれるなんて、ほんとにすごいね!」

 

と大げさに褒めるより、

 

「賞が取れるまで努力してきたんだね!」

「いろいろな方法で練習してきたもんね!」

 

と子どもが取り組んできた過程を褒めます

 

そうすると、

もしつぎ、その子が賞を獲得できなくても

「自分には能力がないから、出来なくても仕方ない」

とあきらめるのではなく

 

柔軟にいろいろな方法を試すことで、

つぎは成功するかもしれない

 

とあきらめずにかんばれるようになるかもしれません

 

 

2つ目のポイントは「具体的に褒める」

 

みなさんは、仕事場で

上司や同僚、はたまた部下から

「すごいね」とだけ褒められるのと、

 

「あなたはいつも周りを見ていて、

小さな変化にも気づいてみんなを助けていてすごいね」

 

と具体的に褒められるのと

 

どちらがウレシイだろうか。

 

ほとんどの方が、後者と答えるだろう

 

ただ、そんな具体的に褒めるって難しそう

 

そう感じる方もいると思います

 

そんな時は、

「見たままを具体的に表現する」

のです

 

具体例をあげよう

 

例えば、こどもが

学校の図工の授業で

色々な絵の具を使って、ある一つの絵を書いたとしよう

 

そのときに「すごいね、上手に書けたね」

 

と褒めるのではなく

 

「いろいろな色を使ってみたんだね!」

「ここは○○色にしてみたんだね!」

 

と見たままを褒めます

 

3つ目のポイントは、

 

褒めるだけでなく、

子どもにどんどん質問をすることです

 

大切なのは、

親がどう感じるかより、

 

子ども自身がどう感じ、どう思ったかなのです

 

質問するときに意識することは、

「楽しかった?」「面白かった?」と

 

「はい、いいえ」で答えられる質問

 

ではなく、

 

「どういうふうにつくったの?」

「どこられへんが楽しかった?」

 

と子どもが自由に考えて答えられる質問をすることです。

 

叱るときの4つのポイント

ここでは、褒めることに焦点を当てていますが、

もちろん子育てにおいて、

褒めるだけでうまくいくなんてきれいごとはないように

私自身は思います

 

そのため、ここでは

本著にもあった、叱り方の4つのポイントを紹介します

 

  1. 「ダメ!」「違う!」をできるだけ使わない
  2. 結果ではなく努力やプロセスに目を向ける
  3. 好ましくない行動の理由を伝える
  4. 親の気持ちを正直に伝える

 

ここでは、一つ目について言及しよう

子どもは「ダメ」や「違う」といった言葉を

浴び続けると、脳が脅威を感じて戦闘モードに入ります

 

そして、フラストレーションが爆発しやすい状況になるのです

 

反対に、子どもの気持ちや意思をいったん受け入れることで

子どもの中にも他人の気持ちに寄り添う柔軟性が生まれます

 

なにかと「ダメ!」というのではなく

 

まず、子どもが何をしたかったのかを受け入れ

「そうだったんだね!」と肯定をしてから

 

促したい行動を具体的に伝えることを心掛けるとよいです

 

 

 

 

以上のほめ方と叱り方を踏まえた上で、

日々の子育てに向き合ってみてもよいかもしれません

 

今回、まとめさせていただいた著書は

こちらになります

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