ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#42 恥をかくことを怖がらない『いくつになっても恥をかける人になる』3つの方法

恥をかくことを怖がらない

『いくつになっても恥をかける人になる』つの方法

 

 

今から、みなさんの目の前に2つの分かれ道が表れるとしよう。

 

一方は今までのやり方で乗り切れそうな無難な道。

もう一方は、うまくいかなかったら「恥ずかしい」と感じる道。

 

みなさんは、どちらを選ぶだろうか。

もし迷いがあるのなら、ぜひ後者を選んでいただきたい。

 

そりゃ、誰だって恥をかきたくない。その気持ちはわかる。

 

ところが、「恥」っていったい全体、そんなに恐れるものだろうか?

 

むしろ、「恥ずかしい」と感じているということは、

それはあなたが新しいことにチャレンジしている証なのだ。

 

つまり、

恥=成長のチャンスなのだ。

◎迷ったら、「恥ずかしい」と感じるほうの道を選んでみよう
「まわりに馬鹿だと思われたくない…」「見当違いだったらどうしよう…」
「会議で発言できない…」「人に何かをお願いするのが恥ずかしい…」
「スベったらかっこ悪い…」「SNSで発信するなんて無理…」

恥ずかしいという気持ちは、できれば誰しも避けたい感情です。
しかし恥を回避し、いつも消極的な選択肢を選んでばかりいては、
いつまでたっても自分の殻の中から出ることはできません。
本書は、恥ずかしいという感情をむしろ新しいことにチャレンジできている証拠と捉え、
つい反射的に恥を回避しようとする「無難な自分」を乗り越えるためのヒントを紹介します。

・挨拶は無視されそうでも自分からする
セミナーでは何があっても一番前に座る
・先輩の意見と真逆でも発言してみる
・交流会で知人とはもう交流しない
SNSでの発信を匿名でいいから始めてみる
・多少派手でも好きな服を着て出かける……

「迷ったら恥ずかしい道を選ぶ」ことをマイルールにするだけで、
あなたはたくさんのことに積極的にチャレンジできるようになります。
電車やバスで席を譲れるようになり、困っていそうな人に
声をかけられるようになり、会議で発言できるようになるでしょう。
そうして、人生をアップデートしていくことができるのです。
さあ、いくつになっても恥をかける人になりましょう。

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いくつになっても恥をかける人になる【DL特典 恥克服ワークシート】

もくじ

人が恥を感じる理由

人はなぜ恥を感じるのか。理由はカンタン。

「理想の自分」と「現実の自分」

との間にギャップがあるからだ。

 

例えば、

大学生であれば授業の中で質問する時間があったり、

外部講師による特別講義で質疑応答の時間があるだろう。

 

ボクも経験済みだが、

大抵こういう大教室で行われる講義では質問がしづらい。

 

それは、だれしも頭の中に

「頭のいい質問をする人」になりたいという理想の自分がいるのにも関わらず、

 

なかなか自分が納得できる質問が思い浮かばず、

周りに「そんなしょうもないこと聞くなよ。」って思われるのが怖いからだ。

 

そして結局、質問したいことも聞けず

「なんかよくわからない講義だったな。」で終わってしまうのだ。

 

恥は知らないうちに私たちのチャンスを奪う、魔物だ。

と本書では意味付けされている。

 

私たちが、恥を感じることを

恐れるのか、チャンスととらえられるのかで

今後の人生は大きく左右するかもしれない。

 

 

方法1『理想の自分』に囚われるな

「理想の自分」を掲げることは自分の明確なビジョンを持てている素晴らしいことだ。

 

しかし、理想の自分を掲げるということは

今の自分に足りていないものを埋めていく作業でもある。

 

要するに、

自分に足りていないものを

毎日数えながら生きていくことだ。

 

果たして、これで日々の生活において恥を恐れないで生きれるだろうか。

 

自分に足りないものを数えるよりも、

確実に今持っているものをどう使うか

を考える方が建設的ではないか。

方法2『応援される人』になれ

わたしたちが恥を感じる原因は

無意識に「尊敬される人」を目指しているからであり、

 

この気持ちから自らのハードルを上げてしまい、

行動する勇気を奪ってしまう。

 

そこで、おすすめは

「尊敬される人」ではなく「応援される人」を目指そう。

 

応援される人とは、要するに「さらけ出せる人」だ。

 

先ほど挙げた大学での講義における質疑応答においても、

等身大の今の自分が思いつく質問をすればいい。

 

そこにコンプレックスを感じているのは、

自分を隠そうとするからコンプレックスなのだ。

 

逆に、

コンプレックスを見せると、

それはチャームポイントになる。

 

なぜかというと、

その劣等感こそが、人の人格や性格、価値観を形成しているのであり、

前に進む原動力となるからだ。

 

たしかに、なにもかもさらけ出してしまえば

自分にかかるハードルも低くなる。

 

「応援される人」になることで、

今までの恥をエネルギーに変えることができるのだ。

 

方法3「恥」を感じる瞬間がチャンスと知る

 

みなさんは、

日々の生活の中で「恥を感じるかもしれないから、やめてしまう」

なんて瞬間はないだろうか。

 

例えば、セミナーでの質問。

セミナーで質問することは少しばかり恥ずかしい。

 

しかし、その先には自身の成長しかない。

みなさんは、だれがどんな質問をしていたかなんて覚えていますか?

 

聞いちゃえばいいんです。やっちゃえばいいんです。

 

 

恥をしることは人の理解に繋がる

みなさんはデートに誘い誘われることはあるだろうか。

 

デートに誘うのって勇気がいりますよね。

私たちは、デートに誘われたら

その相手方は「恥をかくかもしれない。」という気持ちを乗り越えて

デートに誘ってくれたことを理解しなければなりませんね。

 

結論、恥は成長チャンスでしかない

 

恥というものは

「人に失敗することを見られたくない。」

「馬鹿だと思われたくない。」

 

とか、結局は「自分をよくみてほしい」という

自分をよく見せたいという気持ちでしかないのだ。

 

しかし、「良く見せたい」というのは

裏を返せば「よくないから」である。

 

ならば、恥を成長のチャンスととらえて

恥をかいていく人生のほうがこの先成長に繋がり、

自己肯定感のアップに繋がるだろう。