みなさんは日常の中で
「ほめる」
という行動をどれほどしているだろうか。
子育てや児童生徒に対して、
会社の部下に対して、
はたまた家族に対して。
育児真っただ中だって方々は、
日々の子育てのなかで、いかに「ほめる」をできているだろうか
この子の子育てはこれで正解なのだろうか、不安だな
本当はほめてあげたいけど、イライラしちゃうな
どうやって子育てすればいいんだろう
などなど、たくさんの悩みが生まれてくることと思います
そんな日々奮闘中の方々に、
「ほめる」ということについて沢山知っていただければと思います
大切なのは「結果」ではなく「行動や努力」「人間性」を褒める!
まずは、子育てに焦点を当てたい。
例えば、子どもが学校の体育で鉄棒をしていて、
逆上がりができるようになったとします
そこで、「逆上がりできたね、すごいね」
と褒めることも大事かもしれません。
しかし、「褒める」という行動から更によい効果を生むためには、
努力したこと、一生懸命頑張ったことを褒めます。
そのため、褒めるときには
「逆上がりができた」
ということよりも、
「逆上がりができるようになるために行動した」
ことをきちんと褒めるのです。
相手のすきな食べ物はなにか知っているか?
つぎは、職場に焦点を当てていこう。
職場のなかには、もちろん人間関係が存在します。
ほとんど毎日、顔を合わせる関係のなかで
あなたは、どれほどに部下や同僚、上司のことを知っているだろうか
もしあなたが、部下との関係に悩んでいるのであれば
まずは、部下に対して興味を持つことが大事だ。
相手の下の名前や好きなこと、好きな食べ物、悩んでいること等。
これらを知ろうとすることは、
その人を好きになろう、長所を見つけようとしているということ
つまり、ほめたい相手をちゃんと見ていることを、
サインとして送ることが
褒めることの第一歩なのだ。
最初は、相手のことを
一日10秒思い浮かべることから始めるといいかもしれない
そして、気になったことは聞く。
「毎日コーヒー飲んでるね」
「スマホカバーおしゃれだね」
など相手への関心を増やしてみてください。
褒め上手は気遣い上手!
「褒める」が上手な人は「気遣い」がうまいという。
そして、新しいことや面白いことを見つけるのも苦手かもしれない
たしかに、恋愛的な人付き合いでも、
片方が「髪を切った」「ネイルを変えた」といった変化に
パートナーが気付けるか気づけないかは
「気遣い」ができるかできないかの判断材料になるかもしれない
裏を返せば、「褒める」能力が高くなれば
「気遣い」がもっと上手になることかもしれない
ボク自身は、この本を読んでから
生活の中で
「一日一ほめ」を意識しています
というのも、感謝の意を込めたものを
言葉として伝えることを大事にしようと思い始めました
カンタンに想像できることから言うと、
コンビニに行ったときに、
店員さんに「ありがとうございます」と伝えること
これって、ほんの一言かもしれないけれど、
いつも丁寧な接客してくれることを当たり前と思わずに、
「丁寧な仕事をしてくれてありがとうございます」と
伝えることが「褒める」の練習にも繋がるかなと
店員さんの立場になったときにも、
「あたりまえのレジ仕事してるだけなのにお礼言われちゃった」と
ウレシイ思いなるかもしれません
そんな日常のひょっとしたところから、
「褒める」をはじめていけると人生が変わっていくかもしれない