ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#41 藤井アナが生んだ名言のルーツは『伝える準備』にあった!!

読書素人

『伝える準備』

を読んでみた

 

 

藤井アナがコロナ禍に生んだ

名言が感動すると話題に!!

 

みなさんはnews everyを見たことありますか?

夕方から放送されているニュース番組なのですが、

 

コロナ禍においてコロナの感染者数を毎日伝えなければならない

センシティブな状況の中、

藤井アナの発する言葉に日本中から称賛が巻き起こったのだ。

 

ボク自身も、ステイホームを意識していた中で

藤井アナの一言に感動をしながら夕飯を頂いていたことを思い出す。

 

緊急事態宣言下、

人の少ない渋谷のスクランブル交差点を映し出すとき、

 

「人がいません。」とただ伝えるのではなく、

 

「今テレビを見ているみなさんのご協力で、

人との接触が防げています。」

 

と視聴者の心に寄り添ってくれる発言をしたのだ。

 

ただ、伝えるのではなく

その言葉には「響き」を感じたし、「思いやり」があったのだ。

 

そんな藤井アナの名言はどこから生まれているのか。

アナウンサーとしてどのような準備をしているのか。

 

その内容がこの一冊には記されている。

目次

『伝える準備』の内容・あらすじ

伝える準備

正確なアナウンスと血の通った言葉で
人々に寄り添い、励まし、希望と安心を与える
日本テレビ系「news every.」の藤井貴彦アナ、初の著書がついに登場!
いまの時代だから大切にしたい、「相手に伝わる言葉の選び方」


丁寧に視聴者を思いやる言葉が
「心に染みる」「上司にしたい」と人気の藤井アナ。
その裏にはストイックな努力と、
入社以来27年間続けてきた「5行日記」の習慣がありました。

何を書き留め、どのように言葉と向き合い、自分の土台を作り上げたのか、
を藤井アナ自身の言葉で綴った一冊。
まるで本人の声が聞こえてくるような文章を、ぜひお読みください。

★伝えたいことがある人に、おすすめです
・自分の考えがうまくまとまらない
・部下にもっと効果的な声かけをしたい
・日記やメモをつけているが、ただ書いているだけでうまく活かせていない
・言葉の力で、自分を変えたい

★発した言葉が、自分をつくる
「ほんのわずかな伝える準備で、自分の周りのみなさんの表情が変わっていきます。
その表情に囲まれたあなた自身も、さらにいい変化を見せ始めるでしょう。
悪循環を好循環に変えるのは、あなたの『伝える準備』です。」
(「はじめに」より)

www.amazon.co.jp

みどころ1『日記を書け』

藤井アナは入社以来、必ず日記をつけているという。

そこには、だれでも簡単に守れて「伝える力」を育む4つのルールがあった

 

  • ルール1 「5行だけ書く」
  • ルール2 「黒ボールペンを使う」
  • ルール3 「タイトルを付ける」
  • ルール4 「こだわりの一文を入れる」

この4つを守ることで

端的に伝える能力

言葉を慎重に伝える能力

伝えるための豊富な語彙力

 

対人関係やコミュニケーションに悩みのある方や

伝えたいことがあるのにうまく言葉にできない方に

ぜひ、チャレンジしていただきたい。

みどころ2

『発する言葉があなたの未来をつくる』

 

皆さんは「言霊」という単語を聞いたことあるだろうか。

 

言霊とは、簡単に言えば

「やりたいことは言葉にしていけ」

という意味だ。

 

言葉には大きな力がある。

 

私たちの祖先が築いてきた言語という文化。

 

言葉の力に気づいたら、

皆さんの未来がもっと明るくなるかもしれない。

 

ボク的感想

 

ボクの中の好きなアナウンサーランキング1位である

藤井アナ。

 

ボク的に参考になったのは、

「言葉を寝かせる」ということ。

 

人にアドバイスをするとき、

人に注意をしなければならないとき、

人を褒めるとき、

 

どんな言葉が適切だろうか。

そして一番響く言葉は何だろうか。

 

思いついた言葉を一日寝かせてみる。

すると、よりおいしい言葉に生まれ変わることがある。という。

 

まるで、二日目のカレーライスみたいだ。