ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#38 「やりたいこと」がすぐ見つかる!? 『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』 

読書素人

『世界一やさしい

「やりたいこと」の見つけ方』

を読んでみた

 

 

「やりたいこと」がわからない。

 

多くの方が一度は、この悩みにぶち当たったことがあるのではないだろうか。

 

高校受験や大学受験。

自分のやりたいことがわからないから、

どこの高校や大学に進んでいいかわからない。

 

就職活動。

自分のやりたいことがわからないから、

とりあえず数打っとくか。

 

会社に就職後。

今の仕事が楽しいわけでもないし、

転職するにも、自分はどこでなにがしたいんだろう。

 

この「やりたいこと」に関する悩みは、

人生でずっとつきまとう悩みかもしれない。

 

そして「やりたいこと」が見つかれば

20代になっても30代になっても40代になっても、

いつだって仕事は変えられる。

 

すなわち、それほど価値のある悩みなのだ。

 

そして、

この「やりたいこと」を見つけるのに

意外と苦戦を強いてくるのがこの悩みの厄介なところだ。

 

では、どうやって「やりたいこと」を見つけていけばいいのか。

要約そして実践していこうではないか。

 

目次

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』の内容・あらすじ

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」

そんなエネルギーを持て余してしまっているあなたの人生が変わります。

「やりたいこと探し専門プログラム」を開発した著者が教える初めての本。
やりたいことは運命的に出会うものではなく、体系立てて論理的に見つけるもの。
やりたいことの見つけ方が3STEPで体系立てて理解できる、自己理解の教科書です。

「自分探しゲーム」から解放される方法、教えます。就職、転職、起業、仕事選びでもう悩まない!30年後もメシが食えて、心から納得のいく働き方が見つかる。3つの視点で「自分探し」から脱出できると、「人間関係」「お金」「健康」「仕事」のあらゆる悩みが消えた!「価値観」「才能」「情熱」の組み合わせ方次第であなたの人生は一変する!1,000万人が読んだ「伝説のブログ」がついに書籍化!

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そして、ボクがこの本を読んで伝えたい点は2つ。

好き×得意×大事なこと=やりたいこと

具体的に「やりたいこと」と言っても、

「好き」だけでは仕事にはならない。

 

例えば、サッカーが好きな人がいるとしよう。

サッカーが好きだからサッカー選手になる

というのはいかにも安直であり現実性が小さい。

 

そこには、得意要素と大事要素を加えなければならない。

 

ただ、やりたいことを考えるのではなく、

 

自分の好きなこと

自分の得意なこと

自分の大事なこと

 

この3つを掛け合わせて、考えることが重要だ。

 

「何になりたいか?」を考えるな

「何になりたいか?」

これを考えるのってすごい難しい。

 

それはなぜか。

 

理由は簡単。

 

職業を絞ってしまうから。

 

この悪い風潮は、実は小学校から続いている。

 

みなさんは小学生時代、

 

先生方から

「将来の夢は何ですか?」と一度は聞かれたことがないだろうか。

 

そして、答えるのだ。

 

「警察官になりたい。」

「医者になりたい。」

「教師になりたい。」

「YouTuberになりたい。」

「サッカー選手になりたい。」

 

実は、ここに大きな罠があるのだ。

 

これらの夢は素晴らしい夢ではあるが、

本当にその職種ではないとだめなのだろうか。

 

例えば、「警察官」になりたい人。

 

なんで「警察官」になりたいのか。

 

人助けができるから?

かっこいいから?

公務員だから?

 

それなら、他の職種も同じのない?って。

教師だって人助けできるしかっこいいし公務員だよ。

 

結局、

何になりたいかを考えるのではなく、

「なにしててワクワクするか」が大事なのだ。

 

なので、ぜひ学校の先生には

子どもたちに「将来の夢はなんですか?」ではなく

 

「なにをしていて楽しいですか?」

「将来は、なにをしたいですか?」

 

と子どもたちに聞いてほしい。

 

ボク的感想

ボク自身、大学3年生の時、

「いざ就活だ!」と意気込んだ矢先、

 

「全くやりたいことがわからない」状態に陥った経験がある。

だからこそ、この一冊はスッと頭に入ってきたし、

欲を言えば、大学3年生のあの時に出会いたかった。

 

いや、高校3年生の進路選択の時に出会いたかった。

 

つまりだ。いつまでも将来を生きずに

やりたいことは今見つけて今動かなきゃ。