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「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

【賞味期限切れたらどうする?】食品ロス削減につなげる意識改革

『賞味期限のウソ』

 

賞味期限。

冷蔵庫に奥底に眠るコチュジャン

気付いたら賞味期限切れていたり、

しませんか?

 

冷蔵庫の牛乳、賞味期限切れちゃうから

早く飲んじゃって!

なんてこと、

日常生活の中で

よくないだろうか?

 

日常生活でなにか気にすることが多い

賞味期限。

 

今回はそんな賞味期限のウソに迫る。

amzn.to

作者 井出 留美 幻冬舎

 

 

目次

【賞味期限のウソ】食品ロス問題から考える賞味期限

卵の賞味期限は通常、産卵日から3週間だが、実は冬場なら57日間は生食可。
卵に限らず、ほとんどの食品の賞味期限は実際より2割以上短く設定されている。だが消費者の多くは期限を1日でも過ぎた食品は捨て、店では棚の奥の日付が先の商品を選ぶ。小売店も期限よりかなり前に商品を撤去。
その結果、日本は、まだ食べられる食品を大量に廃棄する「食品ロス」大国となっている。しかも消費者は知らずに廃棄のコストを負担させられている。食品をめぐる、この「もったいない」構造に初めてメスを入れた衝撃の書!

amzn.to

 

 

【食品廃棄禁止法】食品ロスと向き合う国「フランス」

みなさんは知っているだろうか。

 

2016年フランスが世界で初めて

「食品廃棄禁止法」

を制定したことを。

www.nippon-foundation.or.jp

 

『食品廃棄禁止法』は、簡潔に記すと

「売れ残りの商品を

廃棄することを禁止する。」

としたもので、

 

売れ残った商品は

ボランティア団体などに寄付することを

義務付けた法律である。

 

この法律が適用されているのは、

一部の大手店舗らしいが

 

フランスという国の

意識の高さをひしひしと感じた。

 

このような内容のほかにも、

『消費期限のウソ』では、

 

消費者の購買心理として

空腹状態で買い物に行くと、

購入金額が64%増加する

といった面白い心理学も記述されており、

 

参考文献

amzn.to

この一冊を読むだけで、

我々が食品ロスに対する

意識を高める必要性や人間の購買心理などを

学ぶことができるので、

かなりオススメである。

 

www.washijawai.com

 

www.washijawai.com

 

 

 

【意外と知らない?】賞味期限と消費期限の違い

みなさんのなかには

賞味期限と消費期限に

こだわる方はいないだろうか。

 

特に、消費期限

 

賞味期限は「一番良い状態でおいしく食べられる期限」

であるため、多少過ぎていても、

「まあ、もう少しは大丈夫だろう」

と特に気にしないのだが、

 

一方、消費期限は賞味期限とは違い、

消費期限は「安全に食べられる期限」であるため、

消費期限だけは、一日でも過ぎたら食べたくない。

 

そんな方も多いのではないだろうか。

 

www.washijawai.com

 

 

【食品ロス】国民一人当たり、一日約一個おにぎりをゴミ箱に捨てている

そんな違いがあるなかで、

「賞味期限過ぎたから捨てちゃえ」と

食品を捨てている方もいるのではないだろうか。

 

この食品ロス問題

グローバルな問題として

かなり取り上げられている。

 

特に、日本。

まず食品ロスとは、農林水産省によると

食品ロスとは
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品をいうのん。食べ物を捨てることはもったいないことで、環境にも悪い影響を与えてしまうのん。

日本ではどれくらいの食品ロスが発生しているの?(下図参照)
本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間472万tになっているのん。(令和4年度推計値)
日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約38kgだのん。
これは日本人1人当たりが、おにぎり約1個のご飯の量を捨てているのと近い量になるのん。

www.maff.go.jp

 

 

 

と記されているように、

国民一人当たり、一日になんと

 

おにぎり約一個分

 

の食品を廃棄しているというのが現状らしい。

 

 

この量を多いと感じるか少ないと感じるかは

個人の問題意識の差によって変わるとは思うが、

実際に一人当たり38キロ当たりのロス

を出していると聞くと

かなりの量だと感じる。

 

想像してみてほしい。

 

一日に一回、

おにぎり一個を

ゴミ箱に捨てる瞬間を。

 

 

 

「そんなこともったいなくてできないよ。」

と思うかもしれないが、

 

現状、自分自身がしていなくても

国全体でロスと向き合った時に

間接的にしちゃっているのが現実だ。

 

一人一人の意識改革が

食品ロスの削減に

つながるのは間違いがないことで

 

意識改革で大事なことは

自分の食べる量の

キャパシティを知り

食品を捨ててしまうことの

デメリットを考えてみる

と良いと思う。

 

国民全体として

食品ロスに対する意識を

改革していくべきではないかと感じた。

amzn.to