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#23 『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』

読書素人

『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』

を読んでみた

作者 伊藤 賀一 幻冬舎

 

目次

内容・あらすじ

現在の都道府県制度ができたのは、1947年に施行された地方自治法。だが、日本の地方行政区分の歴史は1300年以上前までさかのぼる。変化に富んだ地形と気候、国vs.地方、地方vs.地方のしのぎを削る勢力争い、そのなかで育まれた個性豊かな産業、文化、人々の暮らし――都道府県は、存在そのものが日本人の心のよりどころだ。各都道府県の歴史・地理をコンパクトながら深掘り解説、全都道府県に足を運んで集めた「鉄板ネタ」「地雷ネタ」まで盛り込んだ、読んで楽しく役に立つ画期的な事典。

www.amazon.co.jp

 

ボク的見どころ

この本では、47の各都道府県すべてのご当地ネタや地元ネタが書かれており、

この本を読むだけでも、

「日本一周」をした気になってしまうかもしれない。

 

それは少しばかり盛ってしまったが、

自分が今までいかに日本全国のことを知らないか

を痛感させられるだろう。

 

では、どの都道府県の内容も興味深かったのだが

ボク的に面白かった都道府県を2つだけ抜粋して紹介しよう。

 

まず1つ目は、秋田県

東北地方に位置するこの県だが、

なんと義務教育水準が全国トップクラスの教育県らしい。

 

でも、それだけで選ぶのは単調すぎないかと思われるかもしれない。

 

さらに、驚くポイントとしては

県民の平均睡眠時間が、なんと

「8時間超え」

 

秋田県が、いかに学習には睡眠が大事かを

実証してくれているわけだ。

 

二つ目の県は、三重県

 

三重県のこのエピソードはかなり衝撃的だった。

 

なんと、三重県では

全国で唯一、パチンコ店の大みそか終夜営業が認められている県なのである。

その理由としては、

最初は近くの神社に初詣にくるお客さんのためにトイレを開放する目的で

営業が許されたのだが、

今ではコンビニの普及化もあって、その理由は有名無実化。

 

現在でも、大みそか終夜営業を普通にしている。

ja.wikipedia.org

ボク的感想

都道府県に、そこにしかない魅力がある。

人生で一度は日本一周をしたいという夢がある。

 

その時に、

行く場所行く場所の魅力を知識として

知っているかどうかで

 

足を踏み入れたその都道府県で感じる魅力に

雲泥の差が広がってくると思う。

 

例えば、歴史的建造物。

 

有名な法隆寺にしても、

何も知らなければ、ただの木造建築だなで終わるけれど、

 

知識があれば

「これが現存する世界最古の木造建築なのか」

と感じ方に彩りが加わるだろう。

 

ただ、国内旅行に行くのではなく

このような知識を蓄えてから訪れる旅先に魅力を感じていただきたい。