ごくごく普通の社会人読書ブログ

「いいこと読んじゃった」ってなってくれたらうれしいです

#13 『天皇家の食卓』

読書素人

天皇家の食卓 不思議の国の和の食』

読んだわい

 

作者 秋葉 龍一 KADOKAWA

 

目次

あらすじ

日本人の食卓の源流には、いつも天皇家の食卓があった。意外と質素な日常の献立。絢爛豪華な晩餐会。天皇家の食卓には、超一流の料理陣、広大な自家農牧場、極上のオーガニックな食材と、国家の総力をこめた究極の料理がのぼる。天皇家の食卓には、危機に瀕する日本人の「和の食卓」を救うヒントが隠されていた―。和食と日本人の関係の秘密に迫る一冊。

月になぜ餅を食べるのか、天皇と米と日本人の結びつき、日本人と肉食の怪しい関係、天皇家の食卓は健康の食卓か等、日本人の食のルーツをたどり、そこに秘められた日本人の心を明らかにする。

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ボク的みどころ

天皇家の食卓。

天皇って普段、何食べてるんだろう?」

そんな些細かつ壮大な疑問を抱いた人にはかなりオススメ。

 

ボク的に印象に残った個所を3つだけ紹介しよう。

 

まず、朝食。

今や朝の定番となっている「トーストハムエッグ」

 

これを日本に広めたの

 

なんと、昭和天皇

 

勝手なイメージだが、

天皇家は和食や日本食を食べるイメージだったが

「朝はパン!パンパパン!」するらしい

フジパン本仕込みではないっぽい)

 

また、現在

絶賛お正月の三が日であるが

 

お正月におもちやお雑煮を食べ始めたの

 

これ、天皇家

 

豆知識になるが、

おせちやお雑煮はなんと平安時代に朝廷の節句料理として確立されてから

庶民の食卓にも並ぶようになったらしい。

 

さいごに、天皇家の食の質について。

天皇家の食事にはとんかつなども出され、

意外にも質素なメニューが並ぶそうだが、

 

ひとつひとつの食材のレベルが半端ないらしい。

 

ちなみに、料理人のきまりも厳しく、

料理人は厨房に入る前には必ずシャワーを浴びて、

身体を清めてからではないと厨房には入れないらしい。

 

ここでは3つだけに留めるが

日本の象徴である天皇の食卓について、

また、日本の食の伝統について、

 

かなり詳しく読みやすく述べられている。

少しでも「天皇って何食べてんだ?」って

気になった方は、ぜひ一読願いたい。

 

ボク的感想

天皇家の食卓も意外と質素なメニューが並ぶことに

ホッと親近感を得ると同時に、

どれだけおいしいんだろうってすごい気になった

 

天皇家の食卓を味わおう」

みたいなイベントあったら、だれか行きませんか?